壊れたエアコンは大家に修繕する義務がある?
最近、入居したときからついていたエアコンが壊れてしまいました。
壊れたエアコンはかなり古いもので、部屋を借りた当初から変な音を立てていて、いつ壊れてもおかしくない状態でした。
このエアコンの修理費、もしくは取替え費用というのはこちらが出さなくてはいけないものなのでしょうか。

これは結論から言うと、特約があれば別ですが、原則は大家さんの方での負担になります。
今回の事例の場合には、元々付帯設備ということでエアコンがついてた物件を借りたので、大家さんの方に修繕義務があります。
従って、特約がない場合には原則、大家さんが修理費、取替え費用を出してあげないといけないということになります。
ただし、借り手の方がお金を出して勝手に直したり、買い替えてした場合、その金額を大家さんに請求することはできません。
仮にもしそういうことをするんであれば、勝手にそういうことはできないので、エアコンが壊れた時点で大家さんに一報を入れ、大家さんの承諾を得なければいけません。
大家さんに修繕義務があるものは、通常損害、もしくは通常損耗といい、建物や付帯設備が一般的な使われ方をして、時間の経過が原因で価値が下がった場合などが当てはまります。
ただ、借りている方の責任で扱いが煩雑で割れてしまった場合などは大家さんの負担ではなく、原状回復義務となり、借りているほうに修繕義務があります。
どこまで原状回復しなければいけないのかが若干問題になり、敷金の返還に関しては結構トラブルが多いようです。
敷金自体は原則として家賃の不払い、滞納家賃があった場合にそういうものに補填する、一種の担保契約のようなものです。
ですから、借りてる方の責任じゃないものに関しては当然敷金は返してもらうことになります。
関連記事
-
-
アパートの水漏れの工事代金は大家に払ってもらえる?
アパートの1室を借りて住んでいるAさんは、先日水道料金を見て驚きました。 普段は1か月で5000円程度ですが、請求書にはなんと10万円と書かれていたのです。
-
-
親が認知症になったら成年後見制度を利用しよう
Aさんには90歳になる父がいます。 1年ほど前に母が他界したのをきっかけに、父は認知症で入院しています。 Aさん自身は65歳で定年を迎え、現在Aさん夫婦に収入はなく、父の入院費はかなりの負担になっているということです。
-
-
ホームページ上の画像やイラストを無断で使用すると損害賠償が発生する?
イラストを書くのが好きなAさんは、趣味で書いたイラストをインターネット上のホームページで公開していました。 そんなAさんはある日、自宅の近くで居酒屋の入り口に貼ってあったポスターにAさんが書いたイラストが使われているのを見つけました。
-
-
英会話やパソコン教室を途中で解約した場合、一括で払った学費は返ってくる?
30代の女性A子さんは3年前の5月にパソコン教室に入学し、学費の50万円は一括で支払いました。 ところが入学から2か月後に妊娠していることが判明し、体調がよくなかったこともあり学校側に退学と返金を申し出ました。
-
-
集団住宅で隣の部屋が火事になり自分の部屋が燃えてしまった場合、損害賠償はできるか
賃貸契約のワンルームマンションに住むAさんは、先日帰宅したところ、自分の部屋と隣の部屋が火事で全焼していました。 火が出たのは隣からで、火事の原因は小さな子供の火遊びがでした。
-
-
お金の貸し借りや賃貸借契約で効果を発揮する公正証書とは
Oさんは今度雑貨屋を開くことになり、それを友人に話すと「そういうことなら私も協力する」と、100万円を貸してくることになりました。 友人の厚意に対する誠意から、「いくら友人でもちゃんとした借用書を作ろう、利子は多めに払う」と言ったそうなんで …
-
-
家賃を滞納したらすぐに出て行かなくてはならない?
Aさんは、新築のマンションを借りて1年経ちました。 先月うっかり家賃を払うのが3週間ほど遅れてしまいました。 遅れるのはこれで3回目で、それまで何も言わなかった大家さんから、3回も遅れたので出て行ってもらうと言われたそうなんです。
-
-
有料駐車場で当て逃げにあった場合、駐車場の管理会社に請求できるか?
Aさんは、車を有料駐車場に停めて、用事を終えて駐車場に戻ってくると、車が当て逃げの被害にあっていました。 すぐに警察と駐車場の管理会社に連絡すると、担当者が駆けつけました。
-
-
又貸ししたものを返せないときは誰が弁償する?
会社員のA子さんは、知人から有名ブランドのネックレスを借りてパーティーに出席しました。 パーティーの数日後、今度はA子さんの家に友人のB子さんが遊びに来て、B子さんが、一日だけそのネックレスを貸してと言います。
-
-
隣の家との境界が曖昧で一部が敷地に入り込んでしまっている場合、正しい境界にしてもらうには
今年で80歳になるAさんは、数10年間妻と2人きりで一戸建てに住んできました。 しかし、そろそろ生活や健康の面で不安になってきたため、息子の家族の家に引っ越すことを決めました。 そのため、今の自宅を売却することにし、改めて土地の面積を測りな …