壊れたエアコンは大家に修繕する義務がある?
最近、入居したときからついていたエアコンが壊れてしまいました。
壊れたエアコンはかなり古いもので、部屋を借りた当初から変な音を立てていて、いつ壊れてもおかしくない状態でした。
このエアコンの修理費、もしくは取替え費用というのはこちらが出さなくてはいけないものなのでしょうか。

これは結論から言うと、特約があれば別ですが、原則は大家さんの方での負担になります。
今回の事例の場合には、元々付帯設備ということでエアコンがついてた物件を借りたので、大家さんの方に修繕義務があります。
従って、特約がない場合には原則、大家さんが修理費、取替え費用を出してあげないといけないということになります。
ただし、借り手の方がお金を出して勝手に直したり、買い替えてした場合、その金額を大家さんに請求することはできません。
仮にもしそういうことをするんであれば、勝手にそういうことはできないので、エアコンが壊れた時点で大家さんに一報を入れ、大家さんの承諾を得なければいけません。
大家さんに修繕義務があるものは、通常損害、もしくは通常損耗といい、建物や付帯設備が一般的な使われ方をして、時間の経過が原因で価値が下がった場合などが当てはまります。
ただ、借りている方の責任で扱いが煩雑で割れてしまった場合などは大家さんの負担ではなく、原状回復義務となり、借りているほうに修繕義務があります。
どこまで原状回復しなければいけないのかが若干問題になり、敷金の返還に関しては結構トラブルが多いようです。
敷金自体は原則として家賃の不払い、滞納家賃があった場合にそういうものに補填する、一種の担保契約のようなものです。
ですから、借りてる方の責任じゃないものに関しては当然敷金は返してもらうことになります。
関連記事
-
-
集団住宅で隣の部屋が火事になり自分の部屋が燃えてしまった場合、損害賠償はできるか
賃貸契約のワンルームマンションに住むAさんは、先日帰宅したところ、自分の部屋と隣の部屋が火事で全焼していました。 火が出たのは隣からで、火事の原因は小さな子供の火遊びがでした。
-
-
分譲マンションでペットの飼育を許可してもらうには
先月、分譲マンションに引っ越してきたAさんには悩みがあります。 Aさんは、以前から犬を飼っているのですが、引っ越してきたマンションではペットの飼育が禁止されているのです。 Aさんのほかにもペットを飼っている住民が何人か居ることもあり、今のと …
-
-
ゴミ出しのルールを守らない人やルール違反者への対処法
Aさんの住む地域は住宅街で、Aさんの家と隣の家との間にごみの集積所があります。 これまでは大方ごみ出しのルールは守られてきましたが、ある日を境に頻繁にごみ出しのルールを守らない人が現れてきました。
-
-
有料駐車場で当て逃げにあった場合、駐車場の管理会社に請求できるか?
Aさんは、車を有料駐車場に停めて、用事を終えて駐車場に戻ってくると、車が当て逃げの被害にあっていました。 すぐに警察と駐車場の管理会社に連絡すると、担当者が駆けつけました。
-
-
アパートの水漏れの工事代金は大家に払ってもらえる?
アパートの1室を借りて住んでいるAさんは、先日水道料金を見て驚きました。 普段は1か月で5000円程度ですが、請求書にはなんと10万円と書かれていたのです。
-
-
コンビニやお店の駐車場に無断駐車していたら罰金になる?
コンビニを経営しているAさんは、最近、駐車違反の取締りが厳しくなったせいか、お店を利用しない人が駐車場に車を停めるようになったことで頭を悩ませています。 ひどい時は一晩中駐車していることもあります。
-
-
飲み会の中止を予約していた店に伝え忘れたら損害賠償が必要?
Aさんは友達10人が参加する飲み会の幹事を任され、居酒屋に予約を入れました。 ところが当日、飲み会に参加するはずだった10人のうち8人が急に来られなくなってしまいました。 Aさんは仕方なくその日の飲み会の中止を決定しました。
-
-
駅前の放置自転車が引き起こした事故の責任は自治体や鉄道会社にある?
毎朝電車で通勤しているAさんの最寄の駅は自転車の違法駐輪が非常に多く、つい最近それが原因で大変なことになりました。 Aさんは前から来た人を避けようとして、違法駐輪している自転車に接触し、自転車もろとも将棋倒しとなり、額を8針ぬう怪我をしまし …
-
-
離婚したとき養育費の支払いの約束は口約束だけでなく公正証書でしよう
7年前に結婚したA子さんは、夫との間に小学1年生の女の子がいます。 しかし夫とは喧嘩が絶えず、A子さんは離婚したいと考えるようになりました。 一方で夫は離婚の申し出を拒否し、A子さんと再度話し合った結果、しばらく別居して冷却期間をもうけるこ …
-
-
差押えと仮差押えの違い
Aさんは、世話になっている叔父に「このところ会社が危なくなった。500万円ぐらい貸してくれないか」と言われ、借用書をちゃんと書いてもらい、快く500万円貸しました。 ところが、相当資金繰りが苦しいらしく、遂には自宅を売って事業資金に充てるら …